-昨年末までの時点で、区民にアピールしたい実績や、今年の「テーマ」を簡潔なキーワードで教えてください。
区長─皆様に誇れるような実績は多くありませんが、昨年も区民の皆様には様々な面で大変お世話になり、とても感謝しています。
本年は『こども・まち・窓口』をキーワードに区政運営にあたっていく方針です。
『こども』については、虐待の防止はもちろんの事、母親の健康を守ることにも力を入れていきたいと思います。区民満足度調査によれば、30歳から39歳の女性の過半数が1年以内に健康診断を受けていません。育児などに忙しい時期ですが、お母さん自身のため、こどものためにも、乳がん、子宮頚がんなどの受診キャンペーンを一層、強めていきます。
また『まち』に関しては、一層地域への関心を高めていただくために、花を種から育てるキットを配布します。地域主体の自主的活動として、注目されている「コミュニティガーデン事業」の一環として、皆さんが育てた草花を公園、広場に植えて、多くの方に楽しんでいただくと同時に、公園愛護会のメンバーの方々とも一緒になって、地域への愛着心を育み、仲間づくりなどにも役立てて頂きたいと願っています。
『窓口』については「保土ケ谷区役所に相談に来て良かった」と、今よりもっと思われるため”もう一歩の親切こころ”を発揮する職員を育てていきます。既に職員のアイデアで本館と別館に分かれている窓口の館内マップをお配りしていますが、このような活動をさらに拡げていきたいと思っています。
-今年、一層力を入れていきたい施策と、新年の抱負を語ってください。
区長─私はこれまで「保土ケ谷への愛着と誇りを、区民の方々や職員と共有したい」と言い続けてきました。これがなければ、その街で暮らし、働く意味がありません。そのためには、まず地域に関心を持ち、機会があれば参加する。自分の背中を押すキッカケも重要です。せっかく縁があって保土ケ谷区で暮らし、働いているのですから、このことを引き続きアピールしていきたいと考えています。
-最後にタウンニュース読者に向けたメッセージをお願いします。
区長─短期的にみれば、地域や組織の活動は、できることが限られています。私は、受け継いできたバトンを次の選手に渡す駅伝のランナーのように、”地域の襷(たすき)”を確実に繋ぎ「次の世代に何を残し、何を伝えるか?」という事が大切だと考えています。丁寧に着実に一歩ずつ-。今年もぜひ、区民の皆さんと一緒に歩んで行ければと思います。
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