横浜建設業協会が、地元商店街と協同で推進する「まちづくり事業」(商建連携事業)の一環として、この程『野菜の水耕栽培』が始まった。
これは市内で建設業に従事する若手メンバーなどが中心となり、これまでの建設業という枠にとらわれない全く新しい事業にチャレンジしようというもの。昨年の「養蜂事業への取組み」や「商店街の空き店舗を活用したアンテナショップ開所」に続く第3弾とも言うべきこの事業については、実現に向けて様々な実験や検証が行われていた。
和田町で毎週土曜に直売も
今回、野菜の生産を手掛けているのは同協会の会員企業『岳南建興株式会社』(区内・仏向町)。同社では社屋に土を全く使用しない「プラント」と呼ばれる照明や空調を備えた『野菜工場』を構築し「リーフレタス」等の野菜を水耕栽培。今月5日には和田町商店街にある協会のアンテナショップ「わっか」で〝初売り〟が行われ、多くの区民が採れたての新鮮野菜の出来栄えに関心を寄せていた。
協会事務局長の佐藤明さんは「野菜工場は会社の空き部屋や資材置き場等を有効活用できるので、建設業に適した新事業」と説明。今後も毎週1回(土曜日)「わっか」で直売を続けるほか、大規模な野菜工場の建設等も予定している。事業の詳細問合せは【電話】045・201・9521まで。
生産者や関係者が顔を揃えた
「初売り」セレモニー
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>