生涯学習の支援などを行っている市民活動センター「アワーズ」(保土ケ谷公会堂そば)が手掛ける事業『街の学習応援隊』がこの程、15周年を迎えた。
区民の特技や知識、経験を積極的に地域で活かしてもらおうとスタートしたこの取り組み。隊員としてボランティア登録しておくと、そのスキルを必要とする地元のサークルやイベント主催者などから寄せられる様々な希望や依頼にあわせてアワーズが仲介役となり、依頼者と登録者の相互調整などを行っている。
周知に課題も
これまでにも具体的に「こんなイベントをやるのだけれど、演奏を披露してくれる人が欲しい」「PTAの保護者対象に、子育ての悩み解消法などの講演をしてくれる方はいませんか?」といったリクエストに応じて、多くの隊員が特技や能力を発揮。区民の生涯学習活動の場に講師として登壇したり(写真)、楽器演奏の腕前で催しの盛り上げに一役買ったりと、活躍の場は多岐に及んでいる。ボランティアの趣旨から基本的に謝礼はないが、交通費等の実費は依頼者が負担するのがルールとなっている。
事業も今年で16年目を迎え、登録者も現在約70を数えるなど順調に推移しているが、一方でPR不足から利用方法などを知らない区民も年々増加。今春から同所に着任した岩堀祐一センター長は「登録、依頼方法などを含め、改めて(学習応援隊の)周知を図り、より一層、発展させていきたい」と話している。詳細問合せは【電話】045・334・6306/アワーズまで。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>