伝統校、エースが牽引
元々、毎年のように全国レベルの選手を育て上げ、後にプロの競輪選手になるようなOBも輩出している保土ケ谷高の自転車競技部。今年は前出の新村選手がエース的存在として他のメンバーを牽引。その結果、4人のメンバーでタイムを競い合う団体のパシュート種目で4年ぶりの全国大会出場となった。またこの新村選手と1学年下の石井選手は、それぞれ「ポイント・レース」「1Kmタイムトライアル」と呼ばれる種目で県内選考会を勝抜き、10月に山口県で開かれる国体への出場も決めている。
逆境をバネに
全国大会を目前に控えた選手達は最後の仕上げに余念がない様子。週4日程度、学校から葉山町や江ノ島までの往復約100Kmのロード練習をこなすほか、夏休み期間を利用して近々、山中湖方面への合宿なども予定しているという。
活動を指導する顧問の櫻井俊明教諭は個人・団体ともにインターハイ出場を果たした部員達を「新村、石井を中心に戦力がバランス良く整っている」と評価。その上で「保土ケ谷高の様に市街地にある学校よりも、地方の学校の方が練習環境に恵まれているのは事実だが、こうした強い学校の牙城を崩せるよう自信を持って全国に挑んでもらいたい」と期待を寄せている。
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