神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2011年9月22日 エリアトップへ

区内初 家庭保育室、開所へ 天王町と境木本町に

社会

公開:2011年9月22日

  • LINE
  • hatena
家庭のような雰囲気が特徴(写真提供:戸塚区『はまっこ乳児ルーム』)
家庭のような雰囲気が特徴(写真提供:戸塚区『はまっこ乳児ルーム』)

 区内初となる横浜市認定の家庭的保育室『ピア・ピア』(天王町)と『東戸塚もえぎ保育室』(境木本町)が、10月までに相次いで開所する。

 家庭的保育室とは、市が待機児童問題の対策として実施している事業。審査を経て認定されたNPO法人や民間事業者に、管理・運営を委託する。対象年齢は生後8週間から3歳未満で、入所条件や料金は、認可園に準じたものとなる。

 ”家庭のような雰囲気での子育て”をコンセプトにしており、マンションの一室などを利用した家庭に近い環境で、少人数の保育を行う点を特徴としている。

 『ピア・ピア』を運営する「NPO法人ピアわらべ」の秋元秘路子理事長は「0歳から1歳は、安心できる環境が子どもにとって大切な時期。できるだけ家庭と同じ雰囲気で、一人ひとりの成長や個性に合わせた保育をしていきたい」と話す。また、「地域全体で子どもを見守る環境をつくっていきたい」という主旨の下、行事等では近隣の認可保育園や子育て施設との連携も図る予定。

 同法人は、これまでにも区の子育て支援拠点「こっころ」の運営等を行っているが、利用者からも保育所や待機児童に関する悩みが多く寄せられているという。

 保土ケ谷区内の待機児童数は34名(平成23年4月1日時点)で、保育所の増設が必要とされている。『ピア・ピア』の定員は10名、『東戸塚もえぎ保育室』は9名だが、両室とも既にほぼ満員でキャンセル待ちの状態。見学・問合せ等は『ピアピア』(【電話】045・331・8133)、『東戸塚もえぎ保育室』(【電話】045・315・2666)まで。
 

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

商店街舞台の演劇企画

元宝塚歌劇団大洋あゆ夢さん

商店街舞台の演劇企画

役者募集、町おこしに一手

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

75%が定住意向

保土ケ谷区区民意識調査

75%が定住意向

災害対策「何もしてない」3割

4月4日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook