区内初となる横浜市認定の家庭的保育室『ピア・ピア』(天王町)と『東戸塚もえぎ保育室』(境木本町)が、10月までに相次いで開所する。
家庭的保育室とは、市が待機児童問題の対策として実施している事業。審査を経て認定されたNPO法人や民間事業者に、管理・運営を委託する。対象年齢は生後8週間から3歳未満で、入所条件や料金は、認可園に準じたものとなる。
”家庭のような雰囲気での子育て”をコンセプトにしており、マンションの一室などを利用した家庭に近い環境で、少人数の保育を行う点を特徴としている。
『ピア・ピア』を運営する「NPO法人ピアわらべ」の秋元秘路子理事長は「0歳から1歳は、安心できる環境が子どもにとって大切な時期。できるだけ家庭と同じ雰囲気で、一人ひとりの成長や個性に合わせた保育をしていきたい」と話す。また、「地域全体で子どもを見守る環境をつくっていきたい」という主旨の下、行事等では近隣の認可保育園や子育て施設との連携も図る予定。
同法人は、これまでにも区の子育て支援拠点「こっころ」の運営等を行っているが、利用者からも保育所や待機児童に関する悩みが多く寄せられているという。
保土ケ谷区内の待機児童数は34名(平成23年4月1日時点)で、保育所の増設が必要とされている。『ピア・ピア』の定員は10名、『東戸塚もえぎ保育室』は9名だが、両室とも既にほぼ満員でキャンセル待ちの状態。見学・問合せ等は『ピアピア』(【電話】045・331・8133)、『東戸塚もえぎ保育室』(【電話】045・315・2666)まで。
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