横浜国立大学(常盤台)がこのほど、大学の歴史を広く紹介する目的で、学内に展示スペースを開設。12月6日にオープンセレモニーを行った。
「YNUミュージアム」と名付けられた同施設では、大学の過去・現在・未来をテーマに様々な資料を公開している。
「過去エリア」では、キャンパスの変化を伝える航空写真のほか、昭和40年代に学内で掲示されていた看板などを展示。看板には「学内における覆面装着・教室占拠の禁止」といった文字が並び、当時学内で盛んだった学生紛争の様子を物語っている。
「現在エリア」では、各学科・大学院の研究内容をパネルで詳しく紹介。「未来エリア」では、同大学が今後力を入れる国際化をテーマに、世界各国の協定校から送られた資料などが展示されている。
南極観測隊の資料も
科学技術コーナーでは、天秤ばかりやタイプライター、木製プロペラなどの実物資料を、間近で観察できる他、大学が所蔵する貴重書をタッチパネル式のスクリーンで閲覧できるなど最新技術を活用。
また、現在テレビドラマで話題となっている南極観測隊に参画した際の記録資料も展示している。
ミュージアムは近日一般公開を始める予定とのこと。関係者は「地域の方にも来場頂き、大学の歴史に触れてもらえれば」と話していた。
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