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保土ケ谷区 トップニュース文化

公開日:2012.02.02

アートホールが20周年
神奈フィル 練習公開も人気

  • 噴水広場は区民の憩いの場としても親しまれる

  • プロの演奏を気軽に鑑賞できる

 区内・花見台にある「かながわアートホール」が今春、開館20周年を迎える。4月には記念コンサートも予定されており、現在開催に向けて準備が進んでいる。



 同施設の開館は1992年4月。メーンのコンサートホール(最大300席)の他、小規模な演奏会や練習に利用できるスタジオ5部屋が完備され、年間約5万人が利用する。噴水広場を備えたポストモダン建築は、美術関連雑誌で紹介されるなど、外観の美しさにも高い評価が集まっている。



 ホールは「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の練習会場としても活用されており、後方に設けられた見学ギャラリーでは、練習風景を無料で見学することができる。



 また、定期的に開催されている「カジュアルコンサート」では同楽団のメンバーがアンサンブルなどを披露。気軽にクラシックに親しんでもらおうという趣旨から無料で鑑賞できるため、入場者の抽選には毎回多くの応募があるという。



「自由演奏会」発祥の地



 同施設のホールは、客席を壁に収容して平土間式にできるのが特長の1つ。大人数での演奏が可能であることから、1997年には近年全国的に広まっている演奏会方式「自由演奏会」の日本初開催の地となった歴史を持つ。



 これは参加者が自由に楽器を持ち寄り、その場で合奏を楽しむ参加型のコンサート。楽譜は当日配布で、個人練習後、すぐに本番の演奏を行うという新たな形式を取り入れている。楽器経験があるが、団体などに属しておらず演奏機会が少ない人たちなどに、広く親しまれているという。



 発祥の地の同施設では現在も年に1度「元祖自由演奏会」を開催。300名近くが参加し、合奏を楽しんでいる。



 また毎月1回、ホールの本格的な音響でCD鑑賞を楽しむコンサート「音楽がいっぱい」を開催。親子連れにもホールを気軽に利用してもらおうと、アニメソング等を選曲し、入場無料・入退場自由にするなど趣向を凝らしている。この他、演奏の体験時間などを設けたキッズコンサート等、幅広い世代の集客を目指し、様々なイベントが行われている。



 20年の節目を前に、館長の大島正博さんは「施設そのものの利用率は高いが、地元での認知度はまだまだだと感じている。今後は地域の方々にもっとホールを利用して頂けるよう、カジュアルコンサートのようなイベントを頻繁に開催し、PRに力を入れていきたい」と話していた。



4月に記念コンサート



 アートホールでは、開館20周年記念コンサート「ミュージックパーティー」を4月22日(日)に開催。神奈フィルの人気奏者らが演奏を披露する。



 1月22日からチケットの販売が始まっており、関係者は「プロの演奏を気軽に聴ける機会です」と多くの参加を呼び掛けている。また、4月21日(土)には「第32回カジュアルコンサートVOL1」を実施。抽選で200名を無料招待する。詳細問合せは【電話】045・341・7657まで。

 

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