横浜国立大学(常盤台)ではこのほど、構内への市営バスと相鉄バス乗り入れ開始から1周年を迎えた。これを機に4月17日、学長の鈴木邦雄氏から、横浜市交通局と相鉄バス株式会社に感謝状が授与された。
同大学では昨年3月末から、構内の5カ所にバス停を設置。横浜市交通局と相鉄バス株式会社の協力の下、近隣地区とキャンパスを結ぶ路線バスの運行を開始した。
現在構内には、横浜駅から和田町を経由して同大学に向かう市営バスの201系統を始め、計3つの路線が設置され、通学や通勤に役立てられている。また地元住民にも広く活用されており、和田町駅方面などに向かう利用者の姿が多く見られるという。
「開かれた大学」の一環
同大学では近年「開かれた大学」づくりに力を入れており、構内を近隣小学校の通学路として開放するなど、地域貢献に取り組んでいる。今春からは、全国でも珍しいキャンパス内の認可保育園を設置。バスの乗り入れも、こうした取り組みの一環として行われた。 4月17日に同大学で行われた感謝状授与式には、市交通局と相鉄バス株式会社の職員の他、地元の常盤台地区連合町内会の役員らも参加。鈴木学長は「バス路線の設置は、地域に開かれた大学づくりに大きく貢献してくれている。乗り入れにご協力くださった皆様に深く感謝します」と話していた。
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