神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2012年9月6日 エリアトップへ

和田西部町内会「秋のお祭り」の実行委員長を務める 田上 敬さん 和田町在住 38歳

公開:2012年9月6日

  • LINE
  • hatena

「若い力」で町おこし

 ○…今週末に開催される和田町「秋のお祭り」の実行委員長を務め、企画から広報までを一手に担う。リーダーとなってこの催しをプロデュースするのは昨年に続いて2度目。町内会の役員では一番の若手ということもあり、「毎年同じことの繰り返しではつまらない。今年も新しい企画を増やして来場者を迎えます」と開催に向け意気込む。

 〇…熊本県に生まれ、高校を卒業後、自衛官の道へ。「祭り」に魅了されたのは、転勤で14年前に保土ケ谷に移り住んですぐ、近所で神輿の担ぎ手として駆り出されたことがきっかけだった。「初めて参加したときに、その楽しさにハマりました」。7年前に今の場所に引っ越してからは、持前の実行力で町内では行われていなかった「大人神輿」を企画。今ではすっかり地元の定番行事となり、自身もイベントの”顔”的な存在に。実行委員長に就任した昨年は、地域住民が参加できる演芸大会などを取り入れ、来場者数も過去最高となった。その盛況ぶりを喜ぶと共に、「ついてきてくれる周りの協力のおかげです」と周囲への感謝を覗かせる。

 〇…今回のイベントの他に、7月に和田町で行われた初の「防災フェア」でも、自衛官のスキルを生かし、リーダーとして指揮を執った。「東日本大震災が起きた後も、まだまだ他人事だと思う人が多い。防災意識を高めて欲しい」と発案し、子どもでも楽しめる企画を用意。親子連れやお年寄りなど多くの周辺住民が訪れた。どのイベントでも、お手本にしているのは他の自治体。「いろんな地域の良いとこ取りをして和田町を盛り上げたい」と今後も改善を重ねていく。

 〇…「趣味も町内会です」ときっぱり話すとおり、休日はほとんど町内会館に通う。2人の息子を連れて、出店で販売するおもちゃ等の買い出しに行くことも。「今からたくさんの方の笑顔を見るのが楽しみですね」。和田町の熱い夏は、まだ終わらない―。
 

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook