相鉄・西谷駅付近の水田で農業体験を実施している「ほどがや☆元気村」の大収穫祭が12月8日、川島町の杉山神社で行われた=写真上=。
同所では地元の農業関係者などがボランティアで指導を引き受け、年間をとおして、子ども達が田おこしや田植え、稲刈り、野菜の収穫などを体験している。 1年間の集大成となった大収穫祭では、この秋刈り取ったばかりの米を使って餅つきを実施。
参加した約30人の子ども達は、慣れない作業に苦戦しながらも、元気よく杵を振り下ろしていた。
また当日は、収穫を祝いに鈴木和宏保土ケ谷区長や西谷中学校の三宅一彦校長らも顔を見せ、子ども達と一緒に餅つきを体験した。
その後、できあがった餅が、同じく元気村で収穫された大根などとともに振る舞われ、参加者は心をこめて育てた作物の味を心ゆくまで楽しんでいた。
関係者は「原発問題などを受け、食の安全に関心が高まる中で、自分の手で作物を育てて食べるという体験は子ども達にとって、とても貴重なものになるはず。地域の方々の支援で成り立っているが、今後も協力をお願いしながら続けていければ」と話していた。
元気村の取り組みは今年で4年目。年度初めから始まり、同一メンバーで1年間の農作業を全て体験するプログラムのため、毎年定員を超える応募が集まる人気企画となっている。
園児らも元気に
また同日、初音丘幼稚園(渡邉眞一園長)でも恒例の餅つき大会を開催=写真下=。寒空の下、園児と保護者らの元気なかけごえが響き、12月初旬の区内は早くも正月準備の雰囲気に包まれていた。
選挙で中止の地域も
毎年12月初旬頃から、各自治会・町内会などでも盛んに開催されている餅つき大会。しかし今年は12月16日が衆議院議員総選挙の投開票日となった関係で、予定していた会場が投票所として利用されることに。やむなく延期や中止となる動きも各所で見られ、困惑の声もあがっている。
関係者は「会場は予約制なので、すぐに日程を改めるのは難しい。選挙なので仕方ないが、皆さんが楽しみにしてしている行事なので調整をはかっていきたい」と話していた。
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