市内でも屈指の観梅スポットとして知られる、県立保土ケ谷公園(花見台)の梅の木が、間もなく見頃を迎える。
保土ケ谷公園の梅は約50種120本。毎年これからの時期、梅の花独特のほのかな白やピンク色の色彩はもちろん、春の訪れを感じさせる「香り」に包まれ、来園者を楽しませている。
同園では例年、この梅林を会場に観賞イベントを行っており、現在準備を進めている。
先週末には、園の委託を受けた造園業者が梅林に入り、枝の剪定を行ったほか、枯れ木や落ち葉の清掃を実施した。
ピークは2月上旬
この日の作業を行った「株式会社濱田園」(南区)の斎藤正昭さんによると、今年の見頃は「例年よりほんの少し遅め」とのこと。冷え込みで満開が遅れた昨年に比べると、やや早めにピークを迎えそうだという。
1月14日の大雪などの影響で、現在は「つぼみの実が締まった状態」になっており、多くの梅の木を見てきた専門業者の見立てとして、満開は「2月上旬。下旬まで見頃のピークが続くのでは」と予想する。
10日に梅まつり
保土ケ谷公園では、この梅を多くの人に楽しんでもらおうと、2月10日(日)頃から2月下旬頃までの期間、散策ルートを設定し、見頃の梅をゆっくりと鑑賞できる「梅鑑賞ウィーク」を開催する。
また、2月10日(日)には、毎年多くの来場者で賑わう「梅まつりイベント」を実施。抹茶を提供する野点茶店、甘酒、焼き芋クレープなどの模擬店が出店する他、ステーキ丼、お好み焼きの販売などを行う(売り切れ次第終了)。
また梅園のステージでは、猿回しや和太鼓、ヒップホップダンス、桜丘高校吹奏楽部による演奏などが披露される。
開催時間は午前10時から午後3時(ステージは午前11時開演予定)。雨天の場合、ステージ演奏等は中止(小雨は模擬店開催)。
イベントに関する詳細問合せは、保土ケ谷公園管理事務所【電話】045・333・5515へ。
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