保土ケ谷警察署(福井隆署長)は2月9日、振り込め詐欺の防止に貢献したとして、城南信用金庫上星川支店に感謝状を贈呈した。
同署によると1月25日、上星川在住の80代女性のもとに、孫を名乗る男から「友達にお金を立て替えてもらっているため、500万円を貸してほしい」という旨の電話があった。
女性は、このうち100万円を送金しようと同支店に来店し、窓口で「孫に送るために引き出したい」と伝えた。対応にあたった齋藤祐未さんは、女性の話から振り込め詐欺の可能性を疑い、上司に報告。同支店から署に通報があった。
城南信用金庫では、日頃から職員に注意を呼びかけるなど、振り込め詐欺の防止に力を入れており、昨年末にも天王町支店が被害防止に貢献したばかり。
森義範支店長は「悲しい思いをするお客様を出さずにすみ、本当に良かったと思う」と話した。また、齋藤さんは「被害を防げて良かった。今回の件で、あらためて(振り込め詐欺が)身近に発生していることを実感した。今後も気を付けていきたい」と話していた。
同署では振り込め詐欺対策として、金融機関やコンビニ等と連携を強化しており、最近では窓口等での被害防止も目立つ。一方で、金融機関を介さず、直接自宅に金銭を受け取りにくる形での詐欺被害が、1月に管内でも発生しているため、引き続き区民に注意を呼びかけている。
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