市立帷子小学校(小川義男校長)で6月12日、「横浜子ども会議」が開催され、保土ケ谷区内の小中学校で選出された児童、生徒らが参加。いじめ問題について議論を行った。
横浜市が主催し、6月から8月まで全3回の日程で行われるこの会議。市内18区いずれも、初回は区単位での実施となり、保土ケ谷では区内の市立小中学校と、近隣区の3校を含めた32校が対象となっている。
区内を地域ごとの7ブロックに分けて行われた当日の会議では、「理解し合える人間関係の形成」「学校を盛り上げるための工夫」などをテーマに、それぞれが活発な意見を交換。参加した生徒の一人、上菅田中学校の伊藤勇輝君(3年)からは「皆が団結して何かをやり遂げた時が楽しいと思える時。そのために何ができるのか考えていきたい」という意見が出され、会場が大きな拍手で湧く場面もみられた。
今回議論されたテーマは各校へと持ち帰り、それぞれが再度話し合いを実施する。また、7月中旬には高校生や他区の小中学生の代表者も加わり、市内を4地域に分けた2回目の子ども会議が行われる予定。
引率で訪れた小学校の教諭からは「中学生の進行の素晴らしさに感動した。いじめに対して問題意識を持っている子が多い。これからそれぞれの学校で、より真剣に考えていけたら」と話していた。
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