区内外で社会奉仕活動を行っている「横浜保土ケ谷ロータリークラブ」(=RC・石田和久会長・会員数30人)がこのほど、創立50周年を迎えた。6月15日には記念式典と祝賀会が行われ、会員や関係者ら多くが集まった。
保土ケ谷RCは1963年に、横浜西RCから独立する形で設立。1970年には、子クラブである横浜旭RCを誕生させるなど、発展を続けながら、地域での福祉活動や国際交流、奨学生の支援などに取り組んできた。
ロイヤルホールヨコハマ(中区)で開かれた記念式典には、会員や関係者ら多くが出席。同クラブの提唱により設立された青少年の奉仕団体「横浜清風高校インターアクトクラブ」のメンバーも参加した。
会場では、在籍48年の会員が、思い出話とともに活動の歴史を紹介。映像等を交えながら、50年の歩みを振り返った。また、同クラブが長年協力関係を築いてきた韓国の「温陽RC」との交流の様子なども紹介された。
寄付金を贈呈
今回、同クラブでは記念事業として、外国人留学生の支援を行う「公益財団法人ロータリー米山記念奨学会」や、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の運営を支援する「ブルーダル基金」への寄付を行ったほか、JR・保土ヶ谷駅西口前に時計台を寄贈。横浜清風高校インターアクトクラブにも基金を贈呈した。
次世代育成にも力
創立10年目を迎えた同校インターアクトクラブの生徒らは、会場でこれまでの活動を紹介。
昨年、東日本大震災の被災地に出向き、古着のフリーマーケットを開催したことなどを報告し「自分達が満足に活動できるのは、RCの皆さんのおかげ。今後も積極的に取り組みを続けたい」と感謝を伝えた。これに対し会員からは「みなさんが大人になってRCに入ってくれるのを楽しみにしている」と温かい声援が送られた。
石田会長は「100周年に向けてどう活動していくか、議論を続けたい」と今後の活動にも意欲を見せていた。
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