県政報告特別版 松沢前知事に聞く【2】 神奈川県議会議員(みんなの党) 芳賀 ようじ
神奈川県知事が交代して2年弱―。私、神奈川県議会議員の芳賀ようじは、2011年まで2期8年間、知事を務めた松沢成文氏を秘書として支えていた経緯があります。そこで今回、前知事として、また参議院議員として実際に国政に関わっていく立場として、改めて神奈川県政について話を伺いました。
芳賀 今回のインターネット選挙解禁されたのがよい例だと思いますが、今後様々なカタチで県民のみなさんに情報を伝えていかなければならない中で、インターネットやソーシャルメディアの可能性について、実際にどのように感じられましたか?
松沢 大きな可能性を感じました。私のホームページへのアクセス数は、6月から選挙期間終了までの間に20万を超え、多くの皆さまに私の政策や人柄をお知りいただけたのではないかと思います。また、「全力神奈川坂」という私が神奈川県の名坂を駆け上がり頂上で政策を訴える動画を何本か作成しましたが、こちらも動画によっては再生回数が2万回を超えることができました。この動画は、若者に政治に関心を持ってもらうためにあえてコメディーの要素を加えましたが、一定の成功を得たと思っています。一方で、ネット選挙が、国民の皆さまの投票行動にどのような影響を与えたのかについては、今後分析を深めていく必要があるでしょうね。
芳賀 地域主権型道州制について、松沢さんは、衆議院時代より主張をされており、また、知事時代にも積極的に取り組まれ、次は国政において取り組まれることになりましたが、神奈川県政において地域主権型道州制についてどのような議論、今後の対応など必要だと思われますか?
松沢 道州制は、国の権限を道州に移すことにより、霞ヶ関による中央集権制を打破し、各道州が独自性に富んだ政策を実行することを可能とし、地域、ひいては日本を活性化させることを目的としています。神奈川県は、県内に、政令指定都市、中核市など人口規模が大きく特例的な扱いを受ける団体や地方交付税の不交付団体が多いという特徴があります。また、県から市町村への権限移譲を積極的に推進してきました。さらには、都県を越えた広域連携の実績もあります。こうした状況にある神奈川県は、まさに率先して道州制導入に取り組むのにふさわしい県です。県政においても、全国をリードして道州制導入の機運を高める議論をしていただきたいと思います。
【後記】神奈川県のことを隅々までよく理解されている松沢氏の政治手腕が国政にて発揮され、私も県議会議員としてしっかりと連携し、神奈川県政をよりよく改革していくということをお約束し、この県政報告特別版を終わりたいと思います。
芳賀ようじ
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