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薬剤師北井康一さんに聞く その症状、「秋花粉」が原因では? 風邪と勘違いに要注意
ようやく涼しくなってきたこの頃。季節の変わり目に「鼻水が出て風邪っぽい」と訴える人は多いが、もしかするとそれは「秋花粉」の影響かも。飛散期間が長引くとも言われている今秋、その対策を、春に続き保土ケ谷区にゆかりの深い薬剤師・北井康一さん(スカイビル調剤薬局・取締役社長)に聞いた。
―秋シーズンはどのような花粉が飛びますか?
「春のスギやヒノキとは異なり、道端に生えているブタクサやヨモギ、カナムグラ等の雑草やイネ科の植物がいわゆる『秋花粉』の中心となります」
―最近の相談者の数は?
「当薬局での秋の相談者数は例年より少し多め。飛散量が通常の1・5倍とも言われており、記録的な花粉量となった今春に比べれば少ないですが1日平均100人程が訪れています」
―この季節の特徴は?
「身近な場所にある草花が原因となる秋は、症状が一旦改善したかと思うと再び悪化することがあります。特に今年は10月まで暑い日が続いたため、飛散のピーク時期がずれ込み、長期化することも予想されます。年内は注意が必要です」
―対応策は?
「私も使っていますが花粉症用のメガネ等は効果的です。春に比べると秋は症状が軽いことが多いため、発症初期であれば抗ヒスタミン薬を飲むと効果が出やすい傾向にあります」
―市販薬等の効果は?
「昔処方薬だったものも市販で買えるものが増えています。即効性の高い点眼・点鼻薬等も開発されており、症状が簡単に治まる人もいます。また、スカイビル9階の当薬局と共に、1階には私の実弟が経営する「くすりの北井」もありますので、豊富なOTC(一般用)医薬品からその方の症状に合わせ、薬をお選びします。漢方が体に合う方には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)もお薦めです」
―最後に花粉症に悩む方にメッセージを。
「秋花粉の存在自体があまり知られていないので、風邪と勘違いされる方もしばしば。自己判断をせず早めに医師に診てもらって下さい。くしゃみ、鼻水等の症状が長期間続いている方は要注意。患者さんに合ったお薬を一緒に考えますので、気軽にご相談ください」
■横浜市西区高島2の19の12スカイビル9階「スカイビル調剤薬局」【電話】【FAX】045・453・4193へ。
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