刃物持ち「金を出せ」 ろうきんで強盗訓練
中央労働金庫星川支店で5月14日、強盗訓練が行われた。保土ケ谷警察署の協力のもと、閉店後の店内を使い、刃物をもった強盗役の署員が店内に押し掛ける設定で始まった。
強盗は入店するとそのままカウンターに上り、「金を出せ、さっさと用意しろ」と叫んだ。駆けつけた男性行員が「落ち着いてください」と呼びかけるが、強盗は「下手な動きをすんじゃねぇ」と脅し、現金を受け取るとすぐに逃走。職員は、すぐに110番通報し、犯人の特徴や逃走経路を確認された。
訓練に参加した女性職員は、「カウンターに登ったので驚いてしまった。以前の強盗訓練で犯人の特徴を覚えられなかったので、今回は気を付けて見ていた」と、感想を話した。山口仁志次長は、署員と一緒に行員それぞれの役割を確認しながら、「実際にはお客様の安全な誘導が大切になってくる」と行員に説明した。
同署生活安全課の三浦卓也さんは、「今回のケースだけでなく、行員に囁いて現金を要求したり、カウンターの中に入ってくる場合もある。日頃から心の準備を」と話し、「今年に入りコンビニや飲食店で強盗が入っているので気を付けてほしい」と呼びかけた。
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