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保土ケ谷区版 公開:2014年12月4日 エリアトップへ

ほどがや市民活動センターで行われるハーブ講座の講師を務める 稲田 翠さん 仏向町在住

公開:2014年12月4日

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優しい香りで体癒す

 ○…手に持ったハーブからふわっと良い匂いが鼻腔をくすぐる。その香りと優しい笑顔で多くの人を癒す方法を伝えられればと、12月13日に開催されるメディカルハーブ講座の講師を務める。「講座が終わった後、その人がハーブに近づいたことで、生活が豊かになって欲しいですね」と微笑む。

 ○…ハーブに出会ったのは7年前。カナダへ語学留学した際、体調不良になってしまったが、現地にあったのは大きいカプセル状の薬ばかり。不安に駆られていた時に、ルームメイトから勧められたのがハーブだった。「体調が悪くなったら薬、という選択肢しかなかった。お茶や食べ物から体を良くしようという考え方に初めて触れ、生き方が広がった気分」と当時の衝撃を語る。日本に帰国してからは日本メディカルハーブ協会の資格取得や講座を開くなど、ハーブによる癒しの普及のために、精力的に活動を続けている。

 ○…鶴見区出身。細くて小さく、保健室に通うことが多い幼少期を過ごしていた。そんな中、傍らには優しい祖母の存在が。一緒に土手へ野草を摘みに行った思い出が印象深いという。「ドクダミを梅雨の前に摘んで、夏バテ防止にその季節はドクダミ茶ばかり飲んだり、転んだらヨモギを噛んで患部に貼ったり。ハーブの原点はここかもしれない」と顔をほころばせながら「おばあちゃん仕込み」の健康法を話す。

 ○…昨年、薬剤師の夫と結婚した。「体調を崩したとき、『ハーブの方が良い』『薬の方が良い』なんて話をお互いにしますよ」と幸せそうに語る。魚料理やハンバーグにハーブを取り入れて振る舞う良妻の一面も。自身の健康法は、週に1度通っているヨガ。忙殺されると呼吸が浅くなることに気付き、深く呼吸しながら体を動かすことで、体調を整えている。ヨガとハーブを組み合わせた健康法についても思案中だという。日常の中でできる体の癒し方への取り組みが続く。

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