区内・県立商工高校(坂本和彦校長)が、株式会社ファミリーマートと共同で神奈川県産の牛乳を使用したスイーツ「桃のモンブラン(税込230円)」を開発し、2月20日に神奈川県庁で発表会が行われた。
これは同社が全国で展開する、「ファミマものづくりアカデミー」の一環で、昨年のおにぎりの開発に続く2回目。商品開発チームの社員が学校で講義し、商業科の生徒ら28人と共に商品開発から発売まで取り組んだ。昨年9月から5ヵ月かけて、マーケティングの研究、アイデア出しや試作品開発、パッケージデザインや価格決定まで手掛けた。
完成した「桃のモンブラン」は、春らしさを意識しピンク色。県内産の牛乳を使用し、パッケージは男性でも手に取りやすいよう商品とシンプルになっている。
発表会当日には、同校の開発メンバーらのほか、黒岩祐治神奈川県知事が出席。黒岩知事は、「貴重な体験を高校生に与えてくれたことを感謝したい」と話し、生徒らは桃の節句を意識したことや黄桃の位置にこだわったことなどの開発秘話を語っていた。
開発に携わった学生たちは「商品の開発に一から携われることは貴重な経験でとても嬉しい。店舗に並ぶのが今から楽しみ」と話していた。
商品は関東を中心にファミリーマート約4700店舗で販売されている。
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