今井町を拠点に活動する中学生硬式野球チーム「旭峰ベースボールクラブ」(金子元樹総監督)が、全国各地の予選を勝ち抜いた26チームが参加し7月末に開催されたポニーリーグの「全日本選手権大会」を制し、創部6年目にして初めて全国の頂に立った。
総監督の金子さんは「能力も高く、負けん気の強いやつら」という現3年生が入団した2年前の春、「この代で全国を取りに行ける」と確信したという。グラウンドは内野のスペースほどしか確保できないが、工夫しながら厳しい練習に耐えてきたメンバーを中心とした新チーム始動後初の公式戦となった昨秋、今春と関東3位に終わり一部関係者からは「ブロンズコレクター」とも呼ばれた。
最後の公式戦となる今大会もチームの売りだという打線が機能。順当にトーナメントを勝ち進み、最終回に1点差に追い上げられる厳しい戦いとなった準決勝も制し決勝に駒を進めた。
沖縄のチームとの間で競われた決勝戦では初回から点を重ね終わってみれば10対1と圧勝。「ブロンズコレクター」と呼ばれたチームが悲願の全国制覇を成し遂げた。金子総監督は「ハートの強いメンバーだが、厳しい指導によくついてきてくれた。とてもうれしく誇りに思う」と話した。
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