岩間市民プラザで神社や寺社の入り口の脇に置かれている狛犬に焦点をあてたユニークな写真展が催されている。岩間町に暮らす山田木綿子さんと旭区在住の森田正明さんが撮りためた「授乳中の狛犬」や「子どもをあやす狛犬」など、「狛犬の子育て」をテーマにした写真40点ほどを展示。2人は「あまり知られていない『狛犬の子育て』の世界をご覧いただき、優しい気持ちになってもらえれば」と話している。
3年半前に仲間とともに撮影旅行で訪れた福島県裏磐梯の神社の境内で子どもを抱えた狛犬を目にした山田さんはその世界観に魅せられ、以降「子育て狛犬」を求め、全国各地の神社を巡り歩いている。今回、展示する写真をともに撮影するパートナー・森田さんは山田さんの師匠。当初、子育て狛犬を撮り続ける山田さんの「レフ板係」として同行していた。しかし埼玉県内の神社で、子どもに授乳する狛犬に出会ったことをきっかけに、この世界観にのめり込んだ。
2人は今年4月に保土ケ谷公園内のギャラリースペースでこれまで撮りためてきた作品を公開。誰もが一度は見たことがある狛犬の「子育て」にフォーカスを絞ったユニークな視点が大きな話題を集めた。
2度目の写真展となる今回は4月の写真展の後、撮影した西区の浅間神社や港北区の淡島神社の「子育て狛犬」など新作も紹介。縦120cm・横84cmほどに引き伸ばした大型の作品を始め40点ほどの写真が展示されている。
2人は「子育て中の狛犬の姿をご覧いただき、優しい気持ちになってもらえれば。育児中のパパやママにもぜひ、来館いただき育児生活を楽しむきっかけになれば」と話している。
写真展は8月30日(日)までで観覧は無料。午前10時から午後6時まで。23日(日)には撮影秘話などを語るギャラリートークも予定されている。
問合せは岩間市民プラザ【電話】045・337・0011へ。
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