直木賞作家でタレントの志茂田景樹さんが1月19日に天王町のスカイハイツ幼稚園(渡邉眞一園長)を訪れ、保護者や園児らに「絵本の読み聞かせ」の素晴らしさなどを語った。
1980年に小説「黄色い牙」で直木賞を受賞した志茂田さんはタレントとしてテレビ番組などに数多く出演。奇抜なファッションで話題を集めた。その後、98年からは夫婦で全国各地を巡り読み聞かせ活動を行っている。
この日は保護者らを前に幼少期の自身の経験をもとに、「今でも母の声を覚えている。読み聞かせる親の声には愛情が含まれており、子どもに安心感を与え、絵本を通して親子の絆が生まれる。ぜひ家庭で読み聞かせをしてほしい」と話した。また保護者の「息子がすぐに飽きてしまう」という声に対しては「自分のためにやっていると思って楽しむと、子どもは自然と寄ってくるようになる」と答え、「無理せず、自分が一番読みやすい読み方をすれば持ち味が出て心に響く読み方になる」とコツを伝授した。 その後、自身が物語をつくり、第19回日本絵本賞読者賞を受賞した作品「キリンがくる日」などを読み聞かせると、園児らは志茂田さんの語りに耳を傾け物語の世界観に浸っていた。
6月には系列の初音丘幼稚園でも同様の公演が予定されている。
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