神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2016年4月28日 エリアトップへ

神奈川県弁護士会の初代会長に就任した 三浦 修さん 中区在勤 62歳

公開:2016年4月28日

  • LINE
  • hatena

身近な法的支援の拠点に

 ○…「責任の重さを感じます」。横浜弁護士会改め神奈川県弁護士会として4月1日にスタートした同会。その初代会長として「県民の皆さまに喜んでいただける存在を目指す」と力強く語った。1500人を擁する大組織のため、会全体の活性化が課題だ。「多くの会員の知恵を生かしていく必要がある」と指摘し、会長の役割は様々な意見を発露しやすい環境づくりだという。

 ○…生まれも育ちも神奈川区白楽。祖父、父と続く弁護士3代目。意義深く、また楽しい仕事として、誇りをもって職務にまい進する父親の背中から、「いつしか弁護士にあこがれていました」と振り返る。栄光学園から早稲田大学法学部に進み、大学生の頃から司法試験をめざした。「苦節10年」で2%の難関をパス。「すでに結婚していたので、本当にホッとしました」。その後、司法修習生を経て弁護士として3年のキャリアを積み独立。現在は日本大通り法律事務所の弁護士として手腕を振るう。

 ○…昨今、熱をおびている改憲論議。政治的な主張ではなく、「現行憲法の解釈として論理的におかしいものはおかしいと言っていくのが法律の専門家としての責務」と話す。また、18歳選挙権の導入などを踏まえ「若い人にも憲法は権力を縛るものという立憲主義の根幹を知ってほしい」と語った。5月3日の憲法記念日には、弁護士会の会長として談話を出す予定だ。

 ○…妻と子ども3人の5人家族。末っ子の長男は、中央大学法学部を経て弁護士を志し勉強中だ。「刑法解釈について議論しましたが、とても楽しかったですね」と目じりを下げた。趣味の囲碁は、弁護士会の職務に追われご無沙汰。そんな全力投球する会長職も、身近で利用しやすい法的支援のプラットホーム確立をめざすからこそ。県民が必要とする法的支援を迅速に届けられるよう、「まずは自らを律して業務に取り組んでいきたい」と話した。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook