保土ケ谷消防団は5月15日、女性団員を対象とした研修会を行った。これは東日本大震災や熊本地震のように昼間に大規模災害が発生した場合の消火活動を想定した研修。昼間は地域を離れて働く男性が多いことから、在宅している可能性が高い女性に焦点を当て、「女性団員だけでも火災に対応できるように」と4年ほど前から実施している。
女性団員42人が参加したこの日は、これまで男性を主軸に訓練していた可搬式ポンプの取扱い訓練から放水訓練まで行った。さらに今回の研修では、団員を経験年数で新人、中堅、ベテランに分け、各団員がバランスよく組み込まれるよう3チームに編成。ポジション別に必要な技術を研修した。
保土ケ谷消防団では1997年に初の女性団員が入団して以来、徐々に広がりを見せ、現在45人が所属。杉山哲昭団長は「参加した女性団員から機材の取扱い訓練もしたいと要望があった。今後も操法や機材の取扱いなど危険のない範囲で研修を続けたい」と話した。
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