「第66回保土ケ谷区社会を明るくする運動の街頭キャンペーン」が7月5日と7日、保土ケ谷区内で開催された。罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、今年で66回目。保土ケ谷保護司会と保土ケ谷区更生保護女性会が主催し、保土ケ谷警察署と自治会町内会、宮田、岩崎、橘の各中学校の生徒も参加し、駅前などで啓発用のパンフレットなどを配った。
罪を犯した人の生活を見守りさまざまな相談にのり指導する保護司は、現在区内で40人。キャンペーンは保護司の活動のPRの場ともなり、かつては罪を犯したことを承知の上で雇用し立ち直りを支援する協力雇用主を名乗り出た事業主もいた。北村美代子会長は「罪を犯した人の立ち直りにはやすらげる場所が必要。おかえりといえる社会になれば」と思いを語り、「今回参加した中学生も、頭の片隅に保護司という仕事を覚えていてほしい」と話した。
サインに気づいて
また北村会長は、「たくさんの経験する夏休みは、子どもの様子が変わる時」と言い、「もし何かあれば”熱もないのに頭が痛い”など、何かサインを送っているので気づいてほしい」とアドバイスする。「犯罪は一生後悔する。だから事前に芽を摘むことも大事」。そんな思いから、夏休み前に中学校で青少年の非行防止を目的とした、ミニ集会なども行っている。
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