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保土ケ谷区版 公開:2017年6月8日 エリアトップへ

ホタルの鑑賞会で講師を担当する 西山 健太郎さん 保土ケ谷区在住 40歳

公開:2017年6月8日

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自然と人のつなぎ手として

 ○…市沢・仏向の谷戸に親しむ会が主催するホタルの鑑賞会で講師を担当する。メンバーになったのは2〜3年前。「谷戸の生き物を守ってきた先輩たちのおかげで今がある。横浜駅から数キロという場所でホタルが見られるなんて、長い活動があってこそ」と仲間を讃える。「ホタルだけを守っても、生き物が定着するわけではない。環境すべてを守ることが大事。講話ではそこも伝えられたら」

 ○…キャンプに行った4年前、長女が集めていた木の実の中に、初めて見る形の実が。「こんな木の実があるんだと思って周りをみたら、たくさん落ちていて。全く気づかなかった自分にショックをうけました」と苦笑い。家に帰りすぐに調べた。「自然に詳しくなったら、もっと子どもの興味を引き出せるのではないか」、そう思い始めた活動に、今やすっかりはまり自然観察指導員として市内で活躍する。

 ○…栄区出身。ザリガニやカブトムシを採ったり、テレビゲームも楽しんだりした少年時代。高校時代は軽音楽部で活動。高校の先輩と組んだバンドでプロをめざし、35歳まで活動した。自前のパソコンでバンドのチラシやホームページを作成、デモテープのパッケージデザインを担当するうちに詳しくなり、ホームページデザインを請負いながら、プロデビューを目指し全国のライブハウスを回った20代。「音楽は難しい世界でしたね」と懐かしむ。

 ○…自然に興味を持ち始めたときに知った言葉『インタープリター』。自然の発するメッセージを誰かに伝えることを意味する。「最初は子どもが興味をもったものを”これはなんだろう”って一緒に考えるだけで十分」と言い、「僕ら子育て世代が国民総インタープリターになったら嬉しい。国民は言い過ぎかな、区民みんなで」と笑う。今残っている自然も気づいたら消えていたような、悲しい思いはしたくない。自然と人のつなぎ手として、思いは熱い。



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