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保土ケ谷区版 公開:2017年7月20日 エリアトップへ

横浜保土ケ谷ライオンズクラブの会長に就任した 大貫 文夫さん 狩場町在住 67歳

公開:2017年7月20日

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横のつながりを大切に

 ○…52年目を迎える横浜保土ケ谷ライオンズクラブ。その会長に2000年以来再び就任した。同クラブの基本理念である世界平和と奉仕を軸にしつつ、「広げよう楽しい仲間と奉仕の輪」を今年のテーマに掲げる。「ライオンズクラブは地域を良くしようという横のつながり。仲間を増やして活動していきたい」と話す。

 ○…金沢区の出身。当時読んでいた旅行の本に触発され、高校を卒業した翌日に自転車で日本一周の旅に出かける。行く先々で色々な人と出会うことが何よりの楽しみで、約一年旅を続けた。旅行資金を稼ぐためにアルバイトで植林を行い、空きビンを拾い集めて酒屋で売るなど、旅ならではの経験も。「あのころはビンが一本10円で売れたんだ」と懐かしむ。およそ1万6千Kmを巡った自転車の旅での経験は、今でもしっかりと胸に刻み込まれている。

 ○…28歳の時に興した旅行会社は今年で39年目を迎える。「あの頃の旅の経験が起業につながっている」と振り返る。経理は妻が務め、ホームページ製作会社で働く娘が会社のページを手がける。「ホームページのデザインが結構いいんだよ」と笑う。仕事で国内の様々な旅行先を訪れ、ライオンズクラブの他にも県の中小企業家同友会の集まりに顔を出すなど、多忙な毎日を過ごすが「趣味は仕事。でも毎日休みみたいなもの」と茶目っ気たっぷりだ。

 ○…1982年に入会し今年で35年。「人とつながりを持つことが楽しくて続けてきた」と笑顔。一番の思い出に同クラブ35周年の記念式典を会長として迎えたことを挙げる。会員の減少やNPOなどボランティア団体の多様化といった変遷も目の当たりにしてきたが、「奉仕の姿は変わらない」と真剣な眼差しで語る。今年度もあしなが育英会など子どもの貧困対策に関わる取り組みへの協力や、小学校での薬物乱用防止教室の開催といった奉仕活動を通して仲間を増やし横のつながりを強化していく。

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