保土ケ谷区版 掲載号:2017年8月31日号
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一般社団法人横浜市保土ケ谷区医師会の新会長に就いた浅井 俊弥さん瀬戸ヶ谷町在住 58歳

ボトムアップで変革を

 ○…副会長を6年務めた後、今年10月に設立70年を迎える医師会の会長職に就いた。「区内の医療を支える185人の会員医師に過不足のない情報を提供すると同時に、区内の人々に安心、信頼できる医療を提供できる環境を整えたい。地域包括ケアが叫ばれる時代、そのためには介護、生活支援まで含め横の連携が大事」と話す。

 ○…瀬戸ヶ谷町で生まれ岩崎小学校を卒業後、都内の中高一貫校に進学した。生き物が好きだったということもあり、高校で理系コースを選択。「なんとなく理系の生徒は医学部に行くもの」という雰囲気もあり、自然と医学部を目指した。山形大学で医学を学んだ後、北里大学病院に入局。「開業するのであれば地元で」と1998年に保土ヶ谷駅前で皮膚科のクリニックを開業した。小学校時代の同級生や恩師も患者として訪れる。

 ○…大学病院勤務時代に結婚し、4人の子に恵まれた。現在は3人の孫も生まれ、家族全員が集えば11人の大所帯。「和歌山にパンダを見に行くんですよ」。昔、家族で出かけた動物園に孫を連れて出かける計画を話す声色は、淡々と話すそれまでの印象とは少し異なりに「おじいちゃん」の姿を垣間見る。趣味のひとつが旅行。「皮膚科が比較的、休みやすい」という2月に妻とアジア各地を3泊4日で巡るのが毎年の恒例行事。バリ島、アンコールアット、スリランカ、日程の関係もあり東南アジアが中心だ。

 ○…「今までの流れをしっかりと引き継ぎつつ」と前置きした上で、「ボトムアップで新たな流れも作れる組織に、少しずつ変われれば」。会員に情報を提供するだけではなく、保土ケ谷の地域医療発展へ向け、若手医師の柔軟なアイデアにも積極的に耳を傾けていくことを自身の「色」と位置付ける。言葉を慎重に選び、物静かな雰囲気の語り口だが、心の中に秘めた熱い思いを感じさせる。

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