保土ケ谷区が区内の全27の地域防災拠点の倉庫に「健康維持や衛生管理に役立つ掲示物」を配備する取り組みを進めている。
近年、災害発生時に「エコノミー症候群」などによる災害関連死が多数報告されていることを受け、「避難生活では体力や免疫力の低下による集団感染や体調不良が心配」という防災拠点運営者からの声を受けた措置。有事の際には各拠点の運営者が避難所内に掲示物を設置する。
今回、区が配備した掲示物は、感染症対策や食品や飲料水の取り扱い、ごみの管理、防虫対策など、避難所での健康維持と衛生管理に役立つ情報を56枚のシートにまとめた。シートはA3版カラー刷りで、発災時の混乱下でも大切なポイントが分かりやすく伝わるよう、イラストを多用。ラミネート加工が施されている。
区生活衛生課などでは、「今秋の各地域防災拠点の防災訓練で掲示していただき、参加者の方々が『安全で安心な避難生活』について考えるきっかけになれば。今後も区民の感想や意見を受けながら、内容をさらに充実させていきたい」と話している。
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>