横浜市は家庭での「食品ロス」削減を推進しようと、余った野菜を活用したアイデア料理を紹介した「使い切りレシピ集」を作成し、8月中旬から配布している。
市資源循環局3R推進課によると手つかずの食品や食べ残しなど、本来はまだ食べられるにもかかわらず、廃棄されている食品は年間およそ8万7千トンに上るという。市民1人当たりに換算すると約23kgで、おにぎりに例えれば約230個分に相当する。
この「食品ロス」を減らそうと同局ではこれまで「冷蔵庫10・30運動」などを展開している。レシピ集は昨秋、第1弾を製作。今回、完成した第2弾ではトマトやキュウリ、カボチャ、サツマイモなど夏と秋に旬を迎える野菜を使った9種類の料理を紹介している。主に子どもたちに人気のある学校給食をベースとしたリメイク料理や冷蔵庫の残り野菜でできるレシピが「時短ポイント」などとともに掲載されているほか、それぞれの野菜にあった適切な保存方法なども紹介されている。
各区の地域振興課の窓口で3万部を配布するほか、インターネットでもPDF形式で閲覧できる。使い切りレシピは第3弾となる「冬・春版」の発行も予定しているという。
問合せは市資源循環局3R推進課【電話】045・671・3593。
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