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保土ケ谷区版 公開:2014年2月20日 エリアトップへ

別府大分毎日マラソンの女子部門で優勝した 山口 遥さん(旧姓 大原) 川島町在住 26歳

公開:2014年2月20日

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自分らしく走り続ける

 ○…2月2日に行われた国内有数のマラソン大会「別府大分毎日マラソン」の女子部門で優勝を飾った。自身9回目となるフルマラソンで、自己ベストを大きく更新する2時間41分56秒の好記録を出し初めての優勝となった。これまで約2年もの間、自己ベストを更新することができていなかったため「すごく嬉しい。応援してくれていた人たちにやっと良い報告ができた」と声を弾ませる。

 ○…東京のクラブチームに所属し、週に1回の全体練習では千葉に住むコーチのもとまで通う。それ以外日は自宅を拠点に練習に励んでいる。定番は環状2号線を戸塚方面にくだるコース。基本的に2部練習を行っており、朝5時から約10Km、午前9時から約10Kmと毎日約20Km走る。コーチの方針で休息日は設けていないが、「全く苦ではない。今の環境に満足している」と充実感を漂わせる。

 ○…陸上は西谷中学在学時に始めた。当初は短距離選手を志したが、顧問の勧めで長距離に転向。中学、高校では県大会で入賞するなど頭角を現した。進学した大学では、周りのレベルの高さに圧倒され4年間登録メンバーに選ばれることができなかった。卒業後、個人で競技を続けていた時に知り合った女性の紹介で現在のクラブチームのコーチを師事することに。「コーチが付いたことで、それまで以上に『ちゃんとしなければ』と思うようになった」とその効果を語る。チームで一番年下ということで、周りに引っ張られたことも良い結果につながった。

 ○…今後も実業団に入るのではなく、クラブチームで頑張っていく。「クラブでは、それぞれが仕事を抱えながら競技を楽しんでいる。そういう環境もあるということも知ってもらいたい」との思いがあるからだ。両親や夫の理解も深く、「自分が好きで走っているのに、周りも喜んでくれて嬉しい」と微笑む。次回も自己ベストを更新し、家族やコーチと喜びを共有する。

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