共産党 古谷 靖彦(ふるや やすひこ)さん
―議員としての信念は?
古谷 昨年1年で100件の生活相談を受け、そのうち約半数は、生活保護認定を受けるまで区役所へ付き添った。平時はもちろん、今回のような災害時など、色んな意味で弱い人たちの助けになれるような存在でいたい。
―今後どのような問題に取り組みたいですか?
古谷 市は国民健康保険証の取り上げ世帯が全国的に多い。病院勤務のとき、「恥ずかしくて病院に行けない」という人も見てきた。元医療従事者として、「医療にかかりやすい」「福祉の受けやすい」横浜市にしていきたい。また、30代で子育て中の父として、中学校給食の導入、県内で最低の小児医療費助成、待機児童解消、この3つが気になるところ。子育て環境の改善に向けて、こうした問題に取り組みたい。待機児童の問題は、市が今年度の予算で解消できると明言していたので、しっかりと中身を見定めていきたい。
―現在の市政への評価は?
古谷 林市長は、諸問題解決のために踏み込んだ政策を出している。一方で、関内地区や横浜駅といった大規模な再開発を行うなど、そこまで必要としないものに予算を割いていると思う。お金の使い道で、優先順位のつけ方が違うと感じる部分がある。これからは出された提案に対し、党として自分たちなりに考えていく。
―区民にメッセージを。
古谷 生活相談が自分のベースにある。商売や生活が厳しいといった困りごとがあれば、気軽に相談してもらえれば有り難い。そして今後は、区民の皆さん一人ひとりが投票した議員たちが、日ごろどんな仕事をしているのか、ぜひ横浜市会を見てほしい。
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つるぎん27日に4月25日 |
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