日本が被爆して66年。広島と長崎を風化させないために――。
鶴見区役所で8月1日から5日、「親と子の原爆パネル展」が開かれた。主催は、区内10団体で組織される同展実行委員会。
パネル展は、コープかながわ鶴見区事務所が、「鶴見でも原爆について何か発信を」という思いから企画。毎年夏ごろ行われ、今回が8回目となった。
毎回内容を変えて行われる展示だが、今年は「原爆と人間」「鶴見横浜大空襲」のパネルを計80点展示。いずれも写真やイラストに文章が添えられたもので、原爆や空襲の凄惨さを生々しく伝えていた。また期間中は、子ども向けの原爆関連のアニメビデオなども上映された。
来場者は、「小学校などでの授業以外、深く考えることがなかった。反省しなくてはと思った」「改めて考えさせられる。今の日本は地震もあり大変だが、平和で安心な国であるように祈る」などと感想を話した。
実行委員会のスタッフは、「年々体験者も減っていく。日本が被爆国であるということを伝えるために、今後も続けていきたい」と話している。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
鶴見のタグ2チームが市長表敬4月18日 |
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |