今年3月に開館した鶴見区民文化センター「サルビアホール」が、11月から自主事業などを集中して開催するシーズン制を導入する。同ホールを拠点に活動するレジデントアーティストも決まった(関連記事=「人物風土記」)。
シーズン制とは、野球やサッカーなどと同じく、オンとオフを切り替えるもの。海外の劇場などには多く、同ホールでは、演劇や音楽コンサートなど様々な自主事業を定期的に開催することで、文化事業の”流れ”を作るのが狙いだ。スタッフは、「サルビアホールは、市内の区民文化センターとして1番大きい。鶴見の多文化やホールの特性を生かせば、多ジャンルの事業ができる」と話している。
今回、初めて取り組むシーズン制のテーマは「花」。期間は11月から7月となっている。導入にあたり同ホールでは、同館を拠点に活動してくれるレジデントアーティストをオーディションで選出。44組の応募の中から選ばれたのは、箏やピアノ、ヴァイオリン奏者など、いずれも市内外で活躍する5組のアーティスト。シーズンを通し「花」というテーマに沿った公演を実施していく。今後のスケジュールについては10月末までに決定するという。
同ホールは、「レジデントアーティストと作っていくものから、手軽なコンサートや寄席など、鶴見の色々な方々が楽しめるようにしたい」と意気込む。
鶴見アートシーズン「花」は11月3日(祝)、全5組のアーティストが一堂に会する「TSURUMI GALA(ガラ)」で幕を開ける。開演15時(開場14時20分、終演17時ごろを予定)。チケットは一般1500円、区民特割1000円ほか。全席自由。販売・公演の詳細問合せは、サルビアホール【電話】045・511・5711(9時〜22時※受付〜21時※毎月第3水曜日休館)またはオンラインチケットサービスhttp://salvia-hall.jp迄(※24時間対応)。
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