鶴見消防署(吉原晴彦署長)による講演会「正しく知ろう熱中症」が7月3日、鶴見大学会館で行われた。
会は、熱中症による搬送が増加する夏場を前に企画。地域貢献の一環として鶴見火災予防協会(筒井康之会長)が後援した。
鶴見署によれば、「暑さで体調を崩す人は多く、特に単世帯の高齢者が増えている」という。それを受け今回、熱中症予防とともに、救急出場件数減少を図ることなどを目的に実施された。
当日は、同署が参加を呼びかけた自治会・町内会や民生委員など、約100人が参加。講師は済生会横浜市東部病院救命救急センターの船曳知弘医師=写真左=が務め、「人の体は暑さに慣れるまで時間がかかるので、この時期に学ぶのは大事」と講演。「家の中でも起こりやすい」「体温が正常でも熱中症の可能性はある」などと解説した。また、空気の流れを作るために肌着の着用や、発症後は体温を下げるために体を濡らして扇風機をあてるなど、対策や予防についても語った。
吉原署長は「参加した人たちから地域の人に、熱中症の知識が広がれば」と話していた。
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