平安町町会・平安町福祉賛助会(河西英彦会長)が8月20日と21日、仙台市立中野小学校の児童と保護者らを横浜に招いた一泊二日のイベント「ともだち作戦inよこはま」を開いた。
二つの会では、これまでも被災地支援を続けてきたが、「今必要なのは子どもの心のケア」という思いから企画。今回、中野小とは、奉仕活動を推進する横浜YMCAの仲介から地元仙台のライオンズクラブへつながり、紹介を受けたという。
ゲームなどで交流
イベントには、中野小から児童18人と保護者計28人、平安小からは児童と保護者合わせ35人が参加。大型バスで到着した中野小児童らを、平安小マーチングバンドのほか、同小教諭などが出迎えた。その後、体育館でゲームを行い交流。三浦ふれあいの村で一泊し、夜は花火などを楽しんだ。
新たな企画で継続を
実施後、平安小には参加した中野小児童からお礼の手紙が届いている。「1時間も花火を楽しむのは生まれて初めてだとみな言っていた。暑い中のゲームも、質問した子たち全員が『楽しかった』と答えてくれた」と河西会長。多くの支援の中での企画に、人の輪が広がる充実感を感じているという。
被災地が今何を望んでいるかを見極め、今後も支援を継続していくという両会。「今回の出会いを大切にし、交流を深めていければ。同じことを繰り返すのでなく、新たな展開を模索したい」と話している。
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