歌にコントに漫才、笑いで人を元気づける―――そんな活動を続けるサークルが区内にある。ボランティアで高齢者施設などへ慰問にまわる、ふれあいコメディークラブ「スマイルジーバー」(以下SGB)だ。
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SGBの結成は一昨年の4月。区内の寿司店で働き、自らもボランティアで生涯学習講座の講師などを務める梶ことぶきさんが設立した。プロの俳優のもとで演劇や表現することを学んでいた梶さんは、特技を活かして何かできないか考えていたという。
「そんなとき、ボランティアをしている知り合いが高齢者施設で踊りを披露したらすごく喜ばれたと話していて、自分でもそんなサークルを立ち上げようと思った」と経緯を語る。
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現在メンバーは小学生から50代までの6人。週に1度の練習では、マジックや踊り、替え歌からコントまで、多種多様なパフォーマンスを学ぶ。ただボランティアをするだけでなく、高齢者とのふれあいや表現方法を学ぶことで、コミュニケーション能力や個性を伸ばすことも目的の一つだ。
実際、メンバーからは「前より明るく積極的になった」「国語の朗読を褒められた」などの感想も上がる。梶さんは「それぞれが良いところを発掘して、日常に役立ててほしい」と話す。
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「今後は、地元の学校のダンス部や合唱部などとも協力してみたい」と夢を語る梶さん。参加は登録制で慰問のときだけでも可能。費用は入会時に2000円のみで月会費はない。練習は毎週土曜日に鶴見中央ケアプラザを中心に実施している。参加希望、慰問依頼等の問合せは梶さん【携帯電話】090・8314・0318又は【メール】geso100@yahoo.co.jp
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