JR鶴見駅の駅ビル「シァル鶴見」に、営業中の館内の清掃や来館者の案内役までを一手に担う、「クリーンキャスト」と呼ばれる女性たちがいる。そんな彼女たちにもっと親しみをもってもらおうと、シァル鶴見は現在、キャストの愛称を募集中だ。
周辺知識も勉強
キャストは平均年齢28歳の8人。交代制で全フロアのトイレや通路の清掃、ゴミ箱の片付けなどを行うほか、インフォメーションカウンターがない館内の案内もこなす。
キャストの一人、中村静羽さんは「困っている人がいたら声をかけるようにしている。トイレや喫煙所の場所を聞かれることが多い」と日々の仕事を振り返る。館外のホテルや施設などを尋ねられることもあるため、駅周辺の知識も学び、キャスト同士が情報共有して対応にあたっている。
改善にも一役
「広さの関係でインフォメーションがなく心配したが、彼女たちのおかげで苦情はほとんどない」と荒川亨店長。キャストが聞いた来館者の要望をもとに、案内図や表示方法など、改善されたケースも多いという。
気軽に声を
愛称募集は5月31日まで。来館者とテナントスタッフなどから募り、審査の上、6月中旬に決定する予定だ。応募は1人1件。1階と6階のエスカレーター脇にある「お客様の声BOX」に、愛称(ふりがな)とその理由を記入し投かんする。採用者には抽選で商品券が贈呈される。
キャストの尾崎遥さんは「気軽に声をかけてもらえるような愛称になれば」と応募を呼びかけている。
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