サルビアホールで行われる「ダンスダンスダンス」を企画した 日比野 秀彦さん 鶴見在住 61歳
成長へのダンスステップ
○…発案した「ダンスダンスダンス」は、一度は却下された企画だった。「一昨年に初めて案を出した時はまだ内容が薄く具体的ではなくて」。しかしあきらめることなく企画を練り、自身が所属するダンススポーツ連盟や地元ダンススクールなどの協力も得て、ついに実現させた。「地域と協力していいイベントを作りたい」と参加した同ホールの区民企画委員になって2年目。「健康増進や地域交流につながれば」とはりきっている。
○…生まれも育ちも大阪。勤め先の転勤で横浜に移り、鶴見には20年以上住んでいる。20代前半から踊り始め、社交ダンスから発展してできた「ダンススポーツ」に熱中。「友人に誘われダンスパーティーに行ったけれど、踊れなくて悔しかったのがきっかけ」。それから教室に通い、競技会などにも参加するように。これまでに大会での優勝・入賞経験もあり「他の人より上手くなりたい。ダンスに限っては負けず嫌い」と自身を評価する。
○…普段は会社員として働き、週1回程度夫婦でダンスに勤しむ日々。踊っているキャリアは長くとも、現状に満足せず努力は惜しまない。「こうしたい、ああしたいというのは尽きない。レッスンの後も家で復習する時間を作っている」。ダンス以外の時間は音楽を楽しむ時間も。中でもジャズは古くから親しんできたと言う。「両親が好きで幼い頃から身近にあった。サルビアホールに演奏を聴きに行く事もある」
○…次なる企画もすでに温めている。「日本のダンスホール発祥の花月園が創設100周年になるのに合わせ、イベントをやりたい」。自身にとってダンスとは、「コミュニケーションツール」だと語る。仕事とは別の世界でいろいろな人と接し、知らない人とも仲良くなれる手段だという。「子どもの頃は引っ込み思案だったが、ダンスで変われたと思う。これからも成長していきたい」
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