茶室でコラボする３人
ＪＲ鶴見駅の駅ビル・シァル鶴見５階にある禅カフェ「坐月一葉」で12月14日、店内の茶室をステージにしたクリスマスコンサートが開かれた。
「茶室ｄｅＪＡＺＺ」と題されたコンサートは、カウンセラーとして活動し、サロンコンサートなどもプロデュースしているスリアラ香里さんが企画。来店した際、店の雰囲気にひと目ぼれし、「その場でお願いした」という。突然の依頼だったがシァル側も賛同し協力。利用者のアイデアから、同店では初めてとなる企画が実現した。
当日は、スリアラ香里さんの知人でピアニストの吉田佐由子さん、区内在住の尺八奏者のブルース・ヒューバナーさんが出演。和の空間でジャズ調のクリスマスソングを届けた。
また、途中、特別ゲストとして大本山總持寺の前川睦生老師も登場。仏教音楽の一つ、「聲明（しょうみょう）」で即興のコラボレーションを披露すると、満員となった40席から大きな拍手がわき起こった。
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