横浜市消防局はこのほど、2013年の「火災・救急概況(速報値)」を発表した。
速報値によると、市内のの救急出動件数は3484件増の17万3772件で過去最多を更新。火災件数は前年に比べ62件増の966件だった。
救急出動で最も多かったのが、急病での出動。前年より1783件増の11万5802件と、全体の約67%を占めた。
火災による死者は15人増の36人。うち26人が高齢者となっており、その多くが一人暮らしやひとりでの在宅中に火災に遭っている。高齢者の死者数は平成以降最多となった。
区内出火率、市を上回る
鶴見消防署によると、区内の火災発生件数は97件と、前年より5件増だった。最も多かった原因が、放火の27件。次いでたばこ18件、こんろ7件と続いた。人口1万人に対する火災発生件数を表す出火率では、鶴見区は3・46と、横浜市の2・60を上回った。
救急出場件数は5件減で1万3318件とほぼ横ばい。最大の原因となっている急病による出動は減少傾向にあるが、一般負傷が87件増で2203件となった。
横浜市消防局は、「高齢者の怪我、着衣着火が増えている。電気ストーブも着火するので、寝る時は必ず消して」と呼びかけている。
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