東寺尾在住のフリーライター・かさこさん(本名=笠原崇寛さん)の初監督作品『シロウオ〜原発立地を断念させた町』の上映会が、1月25日に鶴見公会堂で行われ、200人以上が来場した。
この映画は30年以上前、原発計画に反対し、立地を断念させた徳島県椿町と和歌山県日高町の地域住民らの証言をまとめたもの。チェルノブイリ原発事故が起こる前にもかかわらず、原発計画に対抗した人々の生き様を伝えている。
上映後の監督トークでは、福島第一原子力発電所の設計に関わった元(株)東芝の小倉志郎さんがゲストとして登壇。原発について何も分からなかった時代から疑問を抱くまでを、数々の原発事故を振り返りながら技術者の視点で話した。
来場者は映画について、「直接的な原発批判ではなく、住民の声を多く使っていたため、訴えかけるものがあった」と熱く語った。
今後、全国各地で上映予定。横浜市内でも上映会を検討しているという。
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