東寺尾在住の舩田祥雅(ふなだしょうま)さん(東海大1年)が代表を務めるボランティア団体Gooodwills(グッドウィル)が進める、使わなくなった文房具を集めて途上国に贈る「東南アジア文房具プロジェクト」。年末年始にかけ、文房具を届けたことを受け、1月25日、鶴見中央コミュニティハウスで報告会が行われた。
舩田さんらはカンボジアとベトナムを訪れ、現地の子どもたちと交流。報告会の現地の映像では、集めた文房具を用いた授業や、九九が書かれた算数カルタ、かけ算ビンゴゲームなど、遊びを通して楽しく学べるよう工夫を凝らす様子が紹介された。
区内企業も参加
文房具集めは昨年の8月に開始。区内や川崎区、東海大学などを中心に行った。区内では文房具の老舗(株)マルハチや、住宅関連企業のナイス(株)が協力。窓口として回収の一役を担い、部屋いっぱいになるほど集まったという。
ふれあいが関係築く
これまで舩田さんは「ただ文房具をあげるだけで、本当の支援になるのか」と迷っていたという。しかし、実際に現地の子どもたちとふれあったことで、「支援するだけでなく、文房具を糸口に交流することで、いい関係を築けると気づいた」と話す。
今後も団体として同様の活動を続けていくという。「文房具をツールに相互理解を深めたい」と、舩田さんは抱負を語った。
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