環境に優しい海洋都市づくりを考える「第2回国際ブルーカーボン・シンポジウムin横浜」が3月20日、横浜情報文化センターで開催され、約200人が参加した。主催は横浜市温暖化対策統括本部。
横浜市は現在、「親しみやすい海づくり」を目ざす海洋の脱温暖化プロジェクト「横浜ブルーカーボン事業」に取り組んでいる。
ブルーカーボンとは、海洋に生息する生き物によって吸収・捕捉される炭素のこと。森林の炭素吸収を指すグリーンカーボンにちなんで、2009年に国連環境計画(UNEP)によって命名された。
当日は刑部真弘東京海洋大学大学院教授や同大客員准教授のさかなクンといった、海洋研究分野で第一人者として活躍する11人が登壇。パネルディスカッションではロサンゼルス港の温室効果ガス削減策などが紹介され、横浜の海洋都市としての在り方を探った。
同本部の信時正人さんは「海は世界とつながっている。各地と情報交換をしながら事業に取り組んでいきたい」と意気込んだ。
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