いじめ根絶 高校生が議論 横浜子ども会議が開幕
いじめをなくすためどうするべきか子どもたち自身に議論してもらおうと、横浜市が全ての市立小中高校と特別支援学校を対象に行う横浜子ども会議。初開催した昨年は「想〜相手と心から向き合おう〜」というアピール文を採択した。
第2回となる今年は、アピール文を実現していくための具体的な取組について話し合い、各校で取り組むための「横浜子どもアクション」を作成する。
6月19日には市立みなと総合高校(中区)で、市立高校10校の代表者20人が参加する「高校横浜子ども会議」が行われた。区内からは横浜サイエンスフロンティア高、東高の生徒が参加。参加者たちは「学園祭や体育祭などを通じ、話したことのない生徒や地域の人とも積極的に関わる」など、個人、学校、地域それぞれができることを、高校生の視点から話し合っていた。
みなと総合高校3年の平田聖史君は、横浜子ども会議について「いじめについて子どもたちが集まって議論するのは重要なこと。会議の中で決めたことに実際に取り組んで、いじめのない良い街が作れれば嬉しい」と抱負を語った。
今後は、7月中に小中学校が参加する「各区横浜こども会議」を経て、8月に小中学生および特別支援学校の代表者らと高校生で議論する本会議を行って、「横浜子どもアクション」を決定する。
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