麒麟麦酒(株)はこのほど、地球温暖化対策に貢献したとして、横浜市環境創造局から表彰された。二酸化炭素のなど温室効果ガス削減の取組が評価された形だ。
これは、横浜市温暖化対策計画書制度の第1次期間(2010年〜12年度実績)における対象313事業者から、特に顕著な削減実績をあげた優良5事業者を表彰するもの。いずれの事業者も15%以上の削減を達成した。同制度による表彰は今回が初めて。
同制度は、一定規模以上のエネルギーを使用する事業者に3年間の温室効果ガスの削減計画書及び報告書の提出を義務付けている。
3年で2割減
キリンは各事業所に「省エネ委員会」を設置するなど、徹底した温暖化対策を実施。2012年度のCO2排出量は7600tと、09年度と比べ約2割削減させた。同社横浜工場広報担当の伊藤道子さんは「取り組みが評価され感謝の気持ちでいっぱい。今後も地域に優しい工場を目ざす」と決意を新たにした。表彰された事業者は以下の通り。
麒麟麦酒(株)、相鉄ホテル(株)、千代田化工建設(株)、(株)ブリヂストン、ゆめおおおか管理組合
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