JFEエンジニアリング株式会社=末広町=の社員らが7月17日、鶴見警察署や鶴見交通安全協会などによる自転車の実技指導教室を受けた。
通勤時の自転車利用者に向け、運転マナー向上などを目的に行われたもの。同署によると、区内で企業向けに実技指導が実施されるのは珍しいという。
同社は、昨年ごろから安全講習の受講などを条件に、自転車通勤を公認しており、現在約60人が自転車を利用している。
「近年自転車関連の危険な事故は多く聞く。社員を守るためにも実技指導を通してマナー向上を喚起していくことは重要」と同社の高松宏至さんは話す。
当日は、社員ら18人が参加。参加者は実際に自転車に乗車し、一時停止をする際の安全確認法などを学んだほか、交通講話を通し事故の加害者にもなる自転車の危険性を学んだ。
「左右だけでなく、後方確認も必要だとは知らなかった。走行中は歩行者と同じ感覚になってしまっていることを再確認できた」と参加者は話していた。
同署は、「自転車は車と同じ。ルール遵守がなおざりにされやすいが、守る習慣をつけてほしい」と呼びかけていた。
同社は、今後も実技指導教室を継続して実施していきたいとしている。
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