東京地方税理士会鶴見支部(庭野章彦支部長=人物風土記で紹介)の税理士による租税教室が11月20日、横浜商科大学で行われた。
同会は高校生以上の租税教育推進のため、昨年から区内の白鵬女子高等学校や同大で、税への理解を深めるワークショップ形式の講義を行っている。
同大講師の佐藤浩之さんは、「税の学習はビジネスに不可欠。プロの生の声にふれて、社会の動きを知る機会になる」と意図を話す。
今回は、新たな税金を創設するといった、ユニークな課題が出題された。学生は体脂肪率に課税する「体重税」を提唱するなど、楽しみながら税についての基礎を学んでいた。
講師を務めた税理士の平野順久さんは「税は日本を支える根幹。目的を理解して興味を持って」と学生に呼びかけた。
講義を受けた商学部貿易・観光学科の秋場豊一さん(2年)は、衆議院選で話題となっている消費税にふれながら、「今回がはじめての選挙になる。講義を踏まえ、よく考えて投票しなければ」と講義内容を噛みしめていた。
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