神奈川県立鶴見養護学校=駒岡=の小学部の児童が1月16日、もちつき体験をした。児童は協力する駒岡商栄会(磯ヶ谷哲会長)の手ほどきを受けながら、楽しそうにもちをついていた。
もちつき体験は25年ほど前から地域と協力で行われている。同校が鶴見寿司商組合に依頼したことが始まり。当時の校長と組合長に交友があったこともあり実現した。商栄会メンバーで、「重寿司」を営む岩澤則之さんは、「地域交流という意義や、法被にねじり鉢巻きで、粋な感じでもちつきをやってもらうなら寿司屋というねらいもあったのでは」と話す。
20年前からはより同校に近い商栄会が協力している。同校の村山学教頭は、もちつきが児童にとって季節の行事を知る機会になるだけでなく、「こうした場がないと地域との交流はなかなかできない。地域の人たちとのふれあいを通じて社会性を身に付けてほしい」と語る。
当日は、6学年61人が参加。法被姿の商栄会メンバー6人は「よいしょ」という力強い掛け声で会場を盛り上げ、児童とともにもちをついた。商栄会は、「楽しそうな表情を見せてくれてうれしかった」と笑顔を見せていた。
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