「鶴見のまちの大遠忌」連載【3】 大遠忌法要とは 豊かな文化、次世代へ文・写真 大本山總持寺大遠忌局
本年、總持寺は、第二代峨山禅師の大遠忌(だいおんき)の年に当たります。では、大遠忌とはなんでしょうか。
まず、遠忌とは、五〇回忌・一〇〇回忌など、亡くなられた方をご供養する法要です。仏教では、各宗派を開かれたお祖師さまなどの場合を、大遠忌と呼び、特別な法要を行います。
曹洞宗では、福井の永平寺を開いた道元禅師と總持寺を開いた瑩山禅師、そして、それぞれのお弟子で永平寺第二代懐奘禅師、總持寺第二代峨山禅師の四人の方を、大遠忌法要として行い、全国から多くの方々がお参りにまいります。
特に峨山禅師は、總持寺の発展に尽くしただけでなく、曹洞宗が現在のように全国に広がる基礎を築いた方として、大変尊崇されているのです。
このように特別な方の、さらに五〇年に一度という大変得難い勝縁が、大遠忌なのです。
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